今回はシカゴの国際会議場「マコーミック・プレイス(McCormick Place Convention Center)」に歩いて行けるホテルをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
今回ご紹介するホテルは全てマコーミック・プレイスの建物に連絡橋でつながっていますので、マコーミック・プレイスで開催されるコンベンションへの参加には最も便利なホテルです。
ただしマコーミック・プレイスの周辺にはレストランやショップ、観光スポットなどは乏しく、シカゴのおすすめ宿泊エリアというわけではありません。
特にコンベンションの期間はここぞとばかりに宿泊料金が跳ね上がる傾向にあり、リーズナブルというわけでもありません…
あくまでも、目的がコンベンション参加オンリーで仕事が終わり次第、観光やショッピングもせずにすぐ帰国するといった超多忙な方にはおすすめだと思います。
またシカゴの冬の寒さは厳しいことで有名で気温が摂氏0度を下回ることは珍しくありませんが、「ウィンディ―シティ」というニックネームの通り高層ビルの谷間を吹き荒れる強風でさらに体感温度は大幅に下がります。参加するコンベンションの開催時期によって、寒さが苦手で冬はなるべく屋外を出歩きたくないという方にもおすすめかもしれません。
是非ご旅行の参考にして下さい。
- マコーミック・プレイス(McCormick Place)
- お勧めの宿泊エリアは?
- シカゴ「マコーミック・プレイス」近接ホテル
- ホテル設備一覧
- ホテル設備一覧のアイコン説明
- ホテル詳細
- Marriott Marquis Chicago (マリオット マーキス シカゴ) ☆☆☆☆
- Hyatt Regency McCormick Place (ハイアット リージェンシー マコーミック プレイス) ☆☆☆☆
- Home2 Suites By Hilton Chicago McCormick Place (ホーム 2 スイーツ バイ ヒルトン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
- Hampton Inn Chicago McCormick Place (ハンプトン イン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
- Hilton Garden Inn Chicago McCormick Place (ヒルトン ガーデン イン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
- シカゴのマップ
- シカゴの観光スポット
- 注意事項
マコーミック・プレイス(McCormick Place)
シカゴでおもな国際会議や見本市が開催される大規模施設は「マコーミック・プレイス(McCormick Place Convention Center)」と呼ばれるアメリカ最大級のコンベンションセンターです。
シカゴのダウンタウンから南方約5kmの郊外、ミシガン湖沿岸に建っています。
マコーミックプレイス周辺はイベント参加に便利なホテルが数軒並んでいる他は商業施設が乏しく、近くに(といっても車で6,7分かかります。)チャイナタウンがあるくらいです。
ダウンタウンからは地下鉄やバスなどの公共交通機関でもアクセスできますが、マコーミックプレイスで国際会議や見本市の開催期間中はたいていダウンタウンの主要ホテルとコンベンションセンター間を巡回する無料のシャトルバスが運行するので、ホテルはダウンタウンの中心部に取るのがお勧めです。
実際イベント参加者の多くはレストランや観光スポットの多いダウンタウンに泊まってシャトルバスで会場に通っているようです。
※シャトルバスの有無や運行時間、乗車場所などの情報はイベントの開催が近づくとオフィシャルサイトに掲載されるのが通例です。
⇒マコーミック・プレイスの公式サイトはこちら(外部リンク)。
お勧めの宿泊エリアは?
シカゴのダウンタウンはシカゴ川が街を南北に分断するように流れ、川の北側と南側のエリアに分かれていて雰囲気も大きく異なります。
シカゴ川の北側でお勧めのエリアは「ノース・ミシガンアベニュー周辺」です。
シカゴ川から北にのびる、シカゴで最もきらびやかな通りノース・ミシガンアベニュー「別名マグニフィセントマイル(魅惑の1マイル)」を中心にホテルやレストランが集まっています。
ノース・ミシガンアベニュー沿いには高級デパートやブランドショップからカジュアルブランド、カフェやレストランが所狭しと並んでいて、近くには超高層ビル「ジョンハンコック・センター」や「シカゴ近代美術館」、シカゴ観光で最も人気の高い「ネイビーピア」があります。
シカゴ川の南側のお勧めエリアは「ループ地区」です。シカゴ川の南側にはシカゴを舞台とした映画でよく登場する高架鉄道(Lトレイン)が環状をえがいて1周しています。この高架鉄道の路線の内側がレストランやホテルが集まる「ループ地区」と呼ばれ有名です。シカゴで最も高く、全米で第2位の高さを誇る「ウィリスセンター(旧シアーズタワー)」や「シカゴ美術館」があるのもこのエリアです。また近くには観光スポットとして有名な「ミレニアムパーク」もあります。
シカゴ「マコーミック・プレイス」近接ホテル
「マコーミック・プレイス(McCormick Place Convention Center)」に歩いて行けるホテルをピックアップしてご紹介しています。
本記事掲載のホテルは予約サイトの口コミ情報も参考にして「Booking.comの10段階評価で8以上」「Expediaの5段階評価で4以上」、「トリップアドバイザーの5段階評価で4以上」のものをグレード別に人気順でご紹介しています。(記事作成時の評価です。)
ホテル設備一覧
各ホテルの基本的な設備をご案内しています。
ホテル名 | グレード | 広さ | 総客 室数 |
会場アクセス | |||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Marriott Marquis | ☆☆☆☆ | WiFi/有料 | 36㎡~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 1205 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 隣接 |
Hyatt Regency | ☆☆☆☆ | WiFi/無料 | 35㎡~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 1258 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 隣接 |
Home2 Suites | ☆☆☆ | WiFi/無料 | 28㎡~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 95 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 隣接 |
Hampton Inn | ☆☆☆ | WiFi/有料 | 26㎡~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 187 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 隣接 |
Hilton Garden Inn | ☆☆☆ | WiFi/無料 | 26㎡~ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | △ | 184 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 隣接 |
ホテル設備一覧のアイコン説明
客室インターネットの有料、無料。 | |
広さ | 客室の広さ(基本的にスタンダードルーム)。単位は㎡。部屋タイプによって 広さが違うことがあります。あくまでも目安としてください。 |
ワークデスクの有無(客室) | |
セーフティーボックスの有無(客室) | |
ミニバーまたは冷蔵庫の有無(客室) | |
コーヒーメーカーの有無(客室) | |
ドライヤーの有無(客室)。 | |
バスタブの有無(客室)。△はシャワーオンリーの部屋が混在します。 ✕はシャワーのみ。〇の場合もシャワーのみのアクセシブルルーム がある場合があります。 |
|
全室禁煙。〇のホテルに喫煙室はありません。 | |
コンシェルジュ | |
レストラン | |
ビジネスセンター | |
フィットネスジム | |
専用駐車場(バレーパキングを含みます。) |
ホテル詳細
上記の「ホテル設備一覧」に記載されていない設備などをご案内しています。駅や会場、その他のスポットは「ホテルマップ」に印を入れていますのであわせて参考にして下さい。
Marriott Marquis Chicago (マリオット マーキス シカゴ) ☆☆☆☆
オンライン予約システムの使い方はこちらの記事を参考にして下さい。
Hyatt Regency McCormick Place (ハイアット リージェンシー マコーミック プレイス) ☆☆☆☆
オンライン予約システムの使い方はこちらの記事を参考にして下さい。
Home2 Suites By Hilton Chicago McCormick Place (ホーム 2 スイーツ バイ ヒルトン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
オンライン予約システムの使い方はこちらの記事を参考にして下さい。
Hampton Inn Chicago McCormick Place (ハンプトン イン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
オンライン予約システムの使い方はこちらの記事を参考にして下さい。
Hilton Garden Inn Chicago McCormick Place (ヒルトン ガーデン イン シカゴ マコーミック プレイス) ☆☆☆
オンライン予約システムの使い方はこちらの記事を参考にして下さい。
シカゴのマップ
シカゴホテルマップ
各ホテルの位置と各会議上、その他市内の観光スポットや交通機関にピンを打っています。マップ左上のタブレットのようなマークをクリックするとピンの一覧が開きます。
↑設備一覧に戻る
シカゴ交通機関路線図
シカゴの観光スポット
シカゴの定番観光スポットをいくつかピックアップしてご紹介しています。是非ご旅行の参考にして下さい。
ジョン・ハンコック・センター John Hancock Center
摩天楼発祥の地といわれるシカゴで第4位、343mの高さを誇る100階建ての超高層ビルです。
マグニフィセントマイルと呼ばれるノースミシガンアベニューの近くに建つこのビルは1969年の完成当時はシカゴ1位の高さで、ニューヨークのエンパイア・ステートビルに次ぐ世界第2位の高さでした。
現在ビル内にはオフィスやレストランなどの商業施設の他コンドミニアムも入っていて、94階の展望フロアからはミシガン湖とシカゴの街並みの絶景が眺められる絶好の観光スポット。95階の高級レストラン「The Signature Room on the 95th Floor」では眺望を楽しみながら食事ができます。
シカゴ現代美術館 Museum of Contemporary Art Chicago
ノースミシガンアベニュー近くに建つ世界最大級の現代美術館としても知られる美術館です。おもに1945年以降の絵画、彫刻、写真といった幅広いビジュアルアートやポストモダニズムの作品などを展示しており、企画展や特別展が数ヵ月おきに入れ替わるので常に新鮮な展示内容を楽しめます。また若手アーティストの個展も多く開かれておりその道の登竜門的存在でもあります。
ウォータータワー Water Tower
ノースミシガンアベニューのショッピングエリア内に建つ1869年完成の全米で2番目に古い給水塔。
1871年のシカゴの大火で唯一焼け残った公共の建築物として有名になりシカゴ復興のシンボルとなりました。
ミシガンアベニューの拡張工事の際に取り壊し案も出ましたが市民の猛反対で中止になり、通りがこのタワーで少しカーブするはめになったというエピソードもあります。
タワーには小さなギャラリー(City Gallery at the Historic Water Tower)が入っています。
ネイビーピア Navy Pier
アイマックスシアターや子供博物館、観覧車、メリーゴーランド、シアター、ビアガーデンなどさまざまなアトラクションが入る複合コンプレックス。
もとは海軍の練習所でミシガン湖岸に突き出る桟橋状の埋め立て地。夏季には各種クルーズ船も出向するシカゴで最も観光客の多いスポットです。
トリビューンタワー Tribune Tower
マグニフィセントマイルの南端に建つシカゴ・トリビューンの本社ビルです。
シカゴ建築のシンボルの1つでもあり、建築は高さ141m、36階建てのゴシック調で、外壁にはベルリンの壁や万里の長城,ピラミッドなど世界中の有名な建造物からの破片がちりばめられていることでも有名です。
ウィリスタワー(旧シアーズタワー) Willis Tower
全米第2位の高さを誇る高さ442m、110階建ての超高層ビル。
1998年にクアラルンプールのペトロナス・ツイン・タワー(452m)が完成するまでの25年間高さ世界1の座に輝き続け、また2013年にワールドトレードセンターが建つまでの間はアメリカで最高層のビルでした。
360度の大パノラマが自慢の103階にある展望室「スカイデッキ・シカゴ」へは高速エレベータでたったの1分足らずで到達できます。
展望室の西側にビルから突き出るように作られたガラス張りの撮影スポット「The Ledge」はいつも観光客でにぎわっています。
シカゴ美術館 The Art Institute of Chicago
ニューヨークのメトロポリタン美術館、ボストン市にあるボストン美術館と並ぶアメリカ産大美術館のひとつ。
アメリカやヨーロッパの西洋美術にとどまらず、アジア、アフリカ、オセアニアなどの古代から現代に至る幅広い美術品を収蔵している。
主な収蔵品はレンブラントの「金の首飾りの男」、エル・グレコ「聖母被昇天」ゴッホの「自画像」スーラの「グランド・シャット島の日曜日の午後」、グラント・ウッドの「アメリカン・ゴシック」、セザンヌの「リンゴの篭」、モネの「水連」など。
ミレニアムパーク Millennium Park
ダウンタウンの中心に2004年にオープンした比較的新しい公園です。
公園内にはコンサートホール、劇場、広場などが設置されているほか、著名な建築家やアーティストが手がけたユニークなアート作品がいくつも飾られていて観光客にも市民にも人気の撮影スポットになっています。
なかでも長方形の噴水「クラウンファウンテン」は決まった時刻になると表面にシカゴ市民の顔が映し出され、口の部分から水が飛びだしてくるユニークな作品や「ザ・ビーン」の愛称で呼ばれる巨大な鏡面状のオブジェ「クラウド・ゲート(Cloud Gate)が人気です。
注意事項
本サイトに掲載される宿泊施設の情報については、各ホテルのオフィシャルサイトおよび予約サイトをもとに正確な情報をご案内するよう心掛けていますが、情報の真偽、正確性、信頼性等につき一切保証するものではありません。必ずご自身の責任において最新情報を確認されることをお勧めします。
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