国際会議や見本市など海外のイベントに参加するビジネスマン向けに「おすすめホテル」や「ホテル選びのポイント」をご紹介しています。便利で快適なホテル探しに是非お役立てください。

ホテル予約サイトで海外ホテルを予約する時の注意点

世界中のホテルをお得な料金で簡単に予約できるホテル予約サイト。

海外ホテルの予約サイトでは「Booking.com」や「エクスペディア」「Hotels.com」などが有名どころでしょうか。

さらにさまざまな予約サイトの料金を1つのサイト内で比較できる総合サイト(トリップアドバイザーやトリバゴが有名)もあり、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

今回は予約サイトを通してホテルを取る時の注意点をご案内していきたいと思います。

2泊以上する時の料金表示

2泊以上の予約をする場合、予約サイトによって料金の表示方法が異なります。

1泊あたりの金額を表示するのが一般的ですが、宿泊日数分の合計料金を表示するサイトもあります。

複数の予約サイトを比較する時には少し面倒ですが、料金の近くに小さな文字で「1泊あたり」とか「〇泊」と書かれていますので、それぞれのサイトの表示方法を確認した上で比較しましょう。

ちなみにどのサイトも料金は「1部屋あたり」の金額で表示されていて、「1人あたりの金額」ではありません

例えば「〇〇ホテル , 1泊 , 家族3人」で検索した結果、表示される金額が15,000円(税込み)であれば、それが総宿泊代金になります。

宿泊代 税金の表示はどうなってる?

ホテル予約サイトの表示料金は税別になっていることがあります。

表示パターンはたいてい以下のいずれかですが、次の画面(予約画面)に進むと税金を含めた総額が表示されます。

1.料金付近に税額を表示
2.「税別」とか「+tax」とだけ表示
3.税金についての言及無し

3つ目のパターンは不親切なような気もしますが、予約画面に進むと税額が表示されるパターンがほとんどです。

予約前にきちんと税込みの総額を把握しておくようにしましょう。

ちょっと面倒ですが、複数の予約サイトで料金を比較するときも「税抜き」か「税込み」か統一した金額で比べるように注意しましょう

市税、観光税やリゾートフィー

ヨーロッパの主要都市やアメリカの一部の都市では、宿泊代にかかる税金とは別に「市税や観光税(city tax, tourist tax など呼び方や名目は色々)」がかかる場合があります。都市によって金額は異なり、1泊につきだいたい数百円~1,500円ぐらい。東京や大阪でかかる宿泊税100円~200円と同じたぐいの税金です。

現時点ではこの種の税金を課していない国もありますが導入国は年々増えていっています。

他にもラスベガスやハワイなど一部のリゾート地では税金とは別に「リゾートフィー」の支払いを求められることがあります。料金は都市やホテルによってまちまちで、1泊あたり$10程度のところもあれば$40~50のところもあります。

名目はホテルのインターネットやプール、フィットネスジムなどの設備使用料ですが、設備を使わなければ払わなくて良いというものではなく、利用の有無にかかわらず宿泊客全員に課せられる料金です。

リゾートフィーや宿泊税は基本的に予約サイトや旅行会社を通して支払う代金には含まれておらず、現地ホテルで別途請求されます。

これらを知らずに泊まると、チェックアウトの際に不当な料金を請求されたような気分になりますし、揉め事の原因にもなりかねませんので事前にしっかりチェックしましょう。

親切な予約サイトでは、こういった費用がかかることとあわせて具体的な金額が記載されてますが、そうでない場合もあります。念のためホテルのオフィシャルサイト等でもチェックしておきましょう。

宿泊代金 支払いのタイミング

予約サイトでは、前払い(予約完了と同時にクレジットカードなどで支払い)と現地清算(現地ホテルで直接支払う/基本的にクレジットカード)の2パターンがあります。

「前払い」:基本的に予約時点の為替レートで支払い金額が確定します。後に予約をキャンセルした場合はクレジットカードに返金されますが、ご利用のカードの締め日によって返金が翌月や翌々月になる場合もあります。当然キャンセル料の対象期間に入ってからのキャンセルは取消料を引いた金額が返金されます。

「現地清算」:事前の支払いは生じませんが原則として予約時にクレジットカード情報の入力が必要で、キャンセル料の対象期間に入ってからキャンセルする場合はここからキャンセル料が引き落とされます。

対象期間に入る前であれば請求が生じていないので、オンラインでキャンセルするだけで返金について心配する必要がありません。

注意が必要!ホテルのキャンセル条件

ホテルを検索していると同じタイプの部屋に複数の料金が提示されているのをよく目にしますが、食事や特典の有無で金額が異なる場合とキャンセル条件が異なる場合があります。

キャンセル条件に返金不可」と書かれているものは予約完了後の払い戻しや変更が一切できない条件になっています。

お得な料金ではありますがその分ハイリスクなプランなので、もし少しでも不確定要素があるなら無料でキャンセルできるプランを選ぶのが無難です。

また「キャンセル無料」の場合でも、いつまで無料なのかを必ず確認しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はホテルを予約する時の注意点について思いついたことをご紹介してみましたが、また何か思いつくことがあれば追加していこうと思っています。

皆さんのホテル探しの参考になれば嬉しく思います。

まとめ 予約サイトの注意点
  1. 予約サイトの表示料金は「税込み」と「税別」の2パターンある。

  2. 税金以外に「リゾートフィー」や「市税、観光税」がかかることがある。

  3. 支払い方法は「前払い」と「現地清算」がある。

  4. キャンセル条件を必ず確認しよう。「返金不可」と書かれている料金は要注意!!

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