ドイツ第3の都市であり観光都市としても有名なミュンヘン。特にミュンヘンで毎年9~10月に開催される世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」は世界中から多くの観光客が訪れる一大イベントとして広く知られています。
また、ミュンヘンは日本からとてもアクセスのしやすい都市でもあります。羽田空港からはANAとルフトハンザ・ドイツ航空が、関空からはルフトハンザ・ドイツ航空が直行便を運行しています。
今回はそんなミュンヘンの空の玄関口「ミュンヘン空港(Munich Airport)」から市内へのアクセス方法を詳しくご紹介していきます。是非ご旅行の参考にして下さい。
⇒ミュンヘン空港のオフィシャルサイトはこちら(外部リンク)
⇒ミュンヘン空港のターミナルマップ(PDF)
鉄道
ミュンヘン空港内には鉄道駅があり、空港と市内をSバーン(近郊列車)が結んでいます。空港発着の列車には「S1」「S8」の2路線があり、「空港駅(Flughafen München駅)」はターミナル1と2の間にあるミュンヘンエアポートセンター(MAC)の地下にあります。
「S1」「S8」はどちらも「ミュンヘン中央駅」と「マリエン広場」方面行きです。それぞれ20分間隔で運行していて、所要時間には大差ありません。目的地がミュンヘン中央駅かマリエン広場なら実質約10分おきに列車があります。
【空港駅の位置】
Sバーンの空港駅の位置はこちらのマップを参考にして下さい。Ⓢのマークが駅です。
バス
ルフトハンザ・エクスプレス・バス(Lufthansa Express Bus)が「ミュンヘン空港」~「中央駅」間を約45分で結んでいます。利用する航空会社に関係なく利用できます。スーツケースを預けて乗車できるので、大きな荷物をもって鉄道を利用するのに不安がある方はこちらがおすすめ。
2020年12月現在、ルフトハンザ・エクスプレス・バスは新型コロナの影響による利用者の減少から一時的に空港発のバスの路線を縮小しています。具体的には、空港発のバスがミュンヘン中央駅までは行かず、途中のミュンヘン・ノルト/シュヴァービング(München Nord /Schwabing)という停留所止まりになっています。運行時間も06:00~22:30、30分間隔になっています。所要時間は約25分です。停留所のすぐそばに地下鉄U6番線の「Nordfriedhof駅」があり、ここから中心部の「マリエン広場駅」まで6駅約10分(乗り換え無し)で行けますが、中央駅に行くには乗り換えが必要です。
⇒詳細はルフトハンザバスのホームページへ(英語)
当面の間は空港から「マリエン広場」か「中央駅」方面へ行く公共交通機関は「Sバーン(近郊列車」の利用が良さそうです。
タクシー
他の交通機関と比べると料金はかなり高くつきますが、唯一空港からホテルの玄関まで直接移動できる手段です。特に荷物が多かったり、鉄道やバスの利用に不安があったり、泊まるホテルがSバーンやバスの沿線から遠い場合はタクシー利用もおすすめです。
ミュンヘンのタクシーはぼったくりなどのトラブルが少なく安全とされていますが、客引きをするタクシーは利用は避けて、タクシー乗り場からドイツの公認のタクシーを利用するようにしましょう。クリーム色の車体で屋根に「TAXI」のサインがあるのが公認タクシーです。
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