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【国内・海外の空港ラウンジ】がお得に使えるクレジットカード6選

こんにちは。
今回は格安の年会費で空港ラウンジが使えるお得なクレジットカードをご紹介していきたいと思います。

昨今の新型コロナウィルス感染拡大によって生じた出入国管理の煩雑化や、それ以前から続いている搭乗前検査(保安検査)の厳密化で空港での待機時間が長時間化しています。

かなり早めに空港へ行って搭乗手続きや保安検査を済ませたり、乗り継ぎがあるなら経由地での乗り換え時間を長くするなど。安全に旅行をするために重要なことですがその反面、手続きが終わった後の余った時間は混みあった空港の公共スペースで待つことになります。
旅先が近場ならまだよいのですが、アメリカやヨーロッパなどフライトが10時間以上になるような方面で、さらに長い待ち時間があるとそれだけで体調を崩しかねません。

この記事を書いている現在は気軽に海外へ行けるような状態ではないのですが、行ける状態になっても保安検査の長蛇の列が無くなることはなさそうですし、コロナ後は当面リベンジ消費で空港が混雑する恐れもあります。

そういった時ラウンジが使えると旅行は格段に楽になりますし、海外の豪華なラウンジは逆に待ち時間を旅の楽しみの一つにも変えてくれます。

普段あまり旅行に行かないという方はわざわざラウンジのためにクレジットカードを作るよりも、有料で使えるラウンジを、使いたい時だけ使う方が得策と思いますが、旅行や出張の多い方はラウンジが利用できて年会費が許容範囲のクレジットカードを1枚持っておくと重宝すると思います。

ラウンジ使用権が付いているクレジットカードはたいてい旅行保険も付帯しているのでその点でも安心です。

下の記事に海外旅行保険が付帯しているおすすめクレジットカードをご紹介していますのでご興味がある方は参考にして下さい。

ラウンジを使うタイミング

では1回の旅行でどのくらいラウンジを利用する機会があるのでしょうか。
一般的な飛行機の行程パターンでご案内していきます。

例えば下の「例1」のように直行便で目的地(例としてロサンゼルス)へ単純往復する場合、ラウンジ利用機会は2回(国内1回/海外1回)、これが国内旅行であれば国内2回ですね。国内旅行では経由便を使うことは少ないと思いますし、経由があっても乗り換えの待ち時間はラウンジを使うほど長くはないと思います。

例1

【行き】羽田(ラウンジ利用)ーロサンゼルス 【帰り】ロサンゼルス(ラウンジ利用)ー羽田

次は国内線から羽田や関空発の国際線へ乗り継いで海外旅行をするパターンです。
この場合のラウンジ利用機会は合計4回(国内3回,海外1回)です。羽田空港や成田空港、関西空港など国際線フライトが多い地域以外にお住いの方は国内空港ラウンジをより多く、有効に利用できます。

例2

【行き】長崎(ラウンジ利用)ー羽田(ラウンジ利用)ーロサンゼルス
【帰り】ロサンゼルス(ラウンジ利用)ー羽田(ラウンジ利用)ー長崎

「例3」は日本から直行便が就航していない海外都市へ旅行する場合です。
目的地は例としてディズニーワールドがあるアメリカ/フロリダ州のオーランドにしています。
この場合はラウンジ利用機会が4回(国内1回、海外3回)になり、「例2」のように日本の国内線移動がある場合は国内ラウンジの利用機会が2回増えて計6回になります。
日本からの直行便が飛んでいない人気の観光地は多く、また直行便がある都市でも格安チケットやツアーは経由便になることが多々あるので、このパターンで海外旅行をする方も多いと思います。

例3

【行き】羽田(ラウンジ利用)ーシカゴ(ラウンジ利用)ーオーランド
【帰り】オーランド(ラウンジ利用)ーシカゴ(ラウンジ利用)ー羽田

飛行機で移動する行程が長くなればなるほど途中でゆっくりと休憩できるラウンジは活躍します。

空港ラウンジの一般料金。実際はいくらぐらい?

日本の空港にはクレジットカードや航空会社の上級会員でなくても、お金を払えば入場できるラウンジが多くあります。基本的に有料で入場できるラウンジは「カードラウンジ」です。料金はラウンジによってまちまちですが国内空港のカードラウンジ一般利用料は1,000円~2,000円ぐらいです。ラウンジによっては利用時間に制限を設けているところもあり、そういったところはだいたい2時間制です。(もちろん一般の方は入れないラウンジもあります。)
下の記事に各カードで利用できる国内ラウンジの一覧を載せていますのでよろしければ参考にして下さい。

海外の空港ラウンジは何らかの会員以外は入れなかったりネットなどに料金を公開していないところが多いので、調べられた範囲になりますが海外空港ラウンジの一般利用料は4,000円~8,000円ぐらい(けっこう幅があります。)とお高目です。その代わり海外の空港ラウンジはブッフェスタイルの軽食やアルコールを含むドリンクの飲み放題などサービス内容が豪華になっています。

ではラウンジ利用権のあるクレジットカード会員の同伴者の料金はどうでしょうか。

まず国内空港ラウンジはカードの種類によって同伴者1名まで無料のものと同伴者料金が必要なものがあります。主な旅行が家族旅行だけであれば、家族カードを発行することでこちらにも国内空港ラウンジの利用権が付きます。家族カードは年会費が無料だったり格安だったりしますので家族旅行が多い場合は家族カードを発行しておくのがおすすめ。同僚や部下との出張が多い場合は同伴者が無料のカードがおすすめです。

次に海外空港ラウンジですが、こちらは基本的に会員以外は有料になります。また次の項で説明しますが、「プライオリティ・パス」は本会員のみが対象のサービスで、家族カードにはこのサービスが付かないので注意が必要です。同伴者の料金はカードによって異なりますが2,000円~3,000円強です。

海外空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」と「ラウンジ・キー」

世界の空港ラウンジ利用を提供するメジャーなサービスは「プライオリティ・パス」と「ラウンジ・キー」の2つがあり、クレジットカード会社によってどちらを利用するかが異なります。

✔プライオリティ・パスの対象ラウンジは現時点で「世界148か国、600を超える都市にある1300カ所以上
✔ラウンジ・キーの対象ラウンジは「世界100か国、500都市を超える1,100カ所以上」 

となっていてプライオリティ・パスの方が対象ラウンジの数が多くややメジャーと言えますが、どちらの対象にも主要な都市のラウンジは入っていますし両者の対象ラウンジが重複している空港も多いので、実際にラウンジ数の違いを体感することは少なそうです。

プライオリティ・パスは、クレジットカードの入会後に所定の申し込み手続きをして会員カード(ラウンジ利用の際に提示が必要)の入手が必要な点と、特典の対象は本会員のみ(家族カードにプライオリティ・パスは付帯しない)という点に注意が必要です。またプライオリティ・パスは一般からの入会も受け付けていて一般向けの会員プランには以下の3種があります。
プライオリティ・パスの公式サイトはこちら

プライオリティ・パス 一般会員の年会費
会員プラン 年会費 ラウンジ利用料金 同伴者利用料金
 スタンダード $99    1回$32     $32
 スタンダード・プラス $299    10回まで無料
   (以後1回$32)
    $32
 プレステージ $429    何回でも無料     $32

ラウンジ・キーの特徴はクレジットカード入会後の申し込み手続きが不要ですぐに使える点、余程ハイクラスなクレジットカードでない限りは年間の利用回数に制限が付く点、家族カードにも権利が付帯する点、カード会員以外からの入会を受け付けていない点です。

空港ラウンジが使えるおすすめクレジットカード 年会費が安い順

【国内空港ラウンジ】が使える‼ 年会費が安いカード6選

年会費が最も安く国内ラウンジを無料で使えるのは「楽天ゴールドカード」。ただし利用回数が年2回までという制限があるので旅行回数が少ない人向け。他のカードは利用回数に制限がありませんので制限がある分年会費が安いとも考えられます。年に1~2回の国内旅行だけという方には年会費も安いのでお勧めです。

「エポスゴールド」は年間利用金額が50万円以上で翌年以降の年会費が永年無料になります。なので利用の仕方次第で最も年会費が安くなるゴールドカードです。
(通常のエポスカード会員はカード会社からの招待状を受けてゴールド会員になると初めから年会費が永年無料に。条件は諸説ありますが概ね年間利用額が50万円超えが招待状の目安のようです。)
ただエポスは他のカードと比べて対象の国内空港ラウンジが少ないので注意が必要です。毎年何度も国内旅行に行く方はこちらのカードがおすすめです。家族旅行であれば年会費無料の家族カード申込みもお忘れなく。

ANAアメリカンエキスプレス」は安い年会費で同伴者(1名)も何度でも無料で国内ラウンジが利用できるカード。同僚や部下との出張や夫婦旅行の多い方には特におすすめです。その名の通りANAのマイルが貯まりやすいさまざまなプログラムもあります。

楽天プレミアム カードは楽天ゴールドカードと違って国内ラウンジの利用回数に制限が無く、さらに海外の空港ラウンジも回数制限無しで利用できる「プライオリティパス(プレステージ会員$429相当)」まで付いているお得なカード。

JCBゴールド」は初年度の年会費が無料で国内空港ラウンジが利用できるお得なカード。初年度年会費が無料なので、お試しでラウンジを利用してみるのに最適です。ラウンジを試してみて思ったよりラウンジが気に入らなかったり使う機会が少なそうであれば次年度の年会費が発生するまでに解約するのもアリ。

No1.
楽天ゴールドカード
No2.
エポスゴールド
年会費(税込み)2,200円5,000円
国際ブランドVISA,Master,JCBVISA
家族カード年会費550円無料
国内主要空港のラウンジ年2回まで無料/同伴者はラウンジによって1~2千円無料/同伴者はラウンジによって1~2千円
海外空港ラウンジ(プライオリティ・パス)
海外空港ラウンジ(ラウンジ・キー)
No3.
ジャックスゴールド
No4.
ANAアメリカンエキスプレス
年会費(税込み)5,500円(初年度無料)7,700円
国際ブランドVISA,Master,JCBアメリカンエキスプレス
家族カード年会費(税込)無料2,750円
国内主要空港のラウンジ無料/同伴者はラウンジによって1~2千円無料/同伴者1名まで無料
海外空港ラウンジ(プライオリティ・パス)
海外空港ラウンジ(ラウンジ・キー)
No5.
楽天プレミアム カード
No6.
JCBゴールド
年会費(税込み)11,000円11,000円(初年度無料)
国際ブランドVISA,Master,JCB,
アメリカンエキスプレス
JCB
家族カード年会費(税込)550円無料
国内主要空港のラウンジ無料/同伴者はラウンジによって1~2千円無料/同伴者はラウンジによって1~2千円
海外空港ラウンジ(プライオリティ・パス)無料/同伴者3,300円1回$32/同伴者$32
海外空港ラウンジ(ラウンジ・キー)

【海外空港ラウンジ】が使える‼ 年会費が安いカード6選

楽天プレミアム カードは年会費がたったの11,000円で海外空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティパス(プレステージ会員$429相当)」に無料で入会できるカード。プライオリティパスのプレステージ会員に無料で申し込める特典が付いているカードの中で年会費は最安!

アメリカン・エキスプレスカード」も「プライオリティパス」の無料入会特典が付いているクレジットカードですが、こちらの会員ランクは「スタンダード会員($99相当)」なので、ラウンジ利用には1回$32(同伴者同額)の利用料が発生しますが、アメリカン・エキスプレスには「国内空港ラウンジ同伴者1名まで無料」「手荷物無料宅配サービス」「空港無料ポーターサービス」など独自の旅行に特化したさまざまな特典サービスがりようできます。また世界トップクラスのステータスも魅力の一つです。

JCBプラチナは海外空港ラウンジが無料で利用できる「プライオリティパス(プレステージ会員$429相当)」に加え国内空港ラウンジは同伴者1名まで無料。プライオリティ・パスの同伴者料金も他のカードと比べ安く設定されていて良心的で使いやすい。格安の年会費でプラチナグレードの各種特典が満喫できるコスパ抜群のカードとして専門家からも高い評価を得ています。また付帯している旅行保険の補償額もクレジットカード最高ランクで、海外旅行や出張が頻繁な方は是非持っておきたいカードです。

エポスプラチナ」も「プライオリティパス(プレステージ会員$429相当)」に加え国内空港ラウンジが同伴者1名まで無料のカードです。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」に付いているのはアメリカン・エキスプレスカードと同じプライオリティパスのスタンダード会員無料入会特典ですが、年2回まで利用料の$32が無料になるサービスが付いています。その他手厚い旅行保険や高級レストランや料亭が最大半額で利用できる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」など、使い方次第で年会費のもとが十分とれるサービスが盛りだくさん。

No1.
楽天プレミアム カード
No2.
アメリカン・エキスプレスカード

年会費(税込み)11,000円13,900円
国際ブランドVISA,Master,JCB,
アメリカンエキスプレス
アメリカンエキスプレス
家族カード年会費550円(プライオリティパスに申し込めるのは本会員のみ)6,600円
国内主要空港のラウンジ無料/同伴者はラウンジによって1~2千円無料/同伴者1名まで無料
海外空港ラウンジ
(プライオリティ・パス)
無料/同伴者3,300円1回$32/同伴者$32
海外空港ラウンジ
(ラウンジ・キー)
No4.
JCBプラチナ
No3.
ジャックスプラチナカード
年会費(税込み)27,500円22,000円
国際ブランドJCBMaster
家族カード年会費無料(プライオリティパスに申し込めるのは本会員のみ)無料
国内主要空港のラウンジ無料/同伴者1名まで無料無料/同伴者はラウンジによって1~2千円
海外空港ラウンジ
(プライオリティ・パス)
無料/同伴者2,200円
海外空港ラウンジ
(ラウンジ・キー)
年6回まで無料。7回目以降1回$32/同伴者$32。
No5.
エポスプラチナ
No6.
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード


年会費(税込み)30,000円31,900円
国際ブランドVISA アメリカンエキスプレス
家族カード年会費無料(プライオリティパスに申し込めるのは本会員のみ)無料
国内主要空港のラウンジ無料/同伴者1名まで無料無料/同伴者1名まで無料
海外空港ラウンジ
(プライオリティ・パス)
無料/同伴者$27年2回まで無料/同伴者$32
海外空港ラウンジ
(ラウンジ・キー)

カード付帯の海外旅行保険 補償内容一覧

上でご紹介した各クレジットカードに付帯している海外旅行保険の補償内容を一覧にしていますのでカードを選ぶときの参考にして下さい。

付帯条件傷害死亡・後遺障害傷害治療疾病治療賠償責任携行品損害救援者費用
楽天ゴールドカード利用付帯
2,000万200万200万200万20万200万
楽天プレミアム カード自動付帯( )は利用付帯4,000万(5,000万)300万300万3,000万30万(50万)200万
JCBゴールド自動付帯( )は利用付帯5,000万(1億)300万300万1億100万400万
JCBプラチナ自動付帯1億1,000万1,000万1億100万1,000万
ANAアメリカン・エキスプレス
利用付帯3,000万100万100万3,000万30万200万
アメリカン・エキスプレス利用付帯5,000万100万100万3,000万30万200万
アメリカン・エキスプレス・
ゴールドカード
自動付帯( )は利用付帯5,000万(1億)300万300万4,000万50万300万
エポスゴールド自動付帯1,000万300万300万2,000万20万100万
エポスプラチナ自動付帯1億300万300万1億100万200万
ジャックスゴールド自動付帯3,000万200万200万3,000万20万200万
ジャックスプラチナ自動付帯1億300万300万3,000万100万300万

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